国立音楽大学教育音楽学科卒業。ウェストミンスター・クワイアカレッジにて合唱指揮法を研修。合唱指揮法・最優秀ディプロマを取得。現在、合唱指揮者としてコンサート、レコーディング、新作の初演を行う一方、コーラスマスターとしてプロオーケストラとの共演などで活躍中。
　また全国各地での講習会、合唱祭、さらに全日本合唱連盟やNHK主催のコンクールでは、審査員や講師を担当し、合唱普及にも努めている。2012年、13年、15年にNHK・Eテレ「スーパー合唱教室」の講師を担当。「短時間でうまくなる合唱指導」「おもしろ合唱事典」(共に音楽之友社)著。ほか、編著・監修、CD・DVDなど多数。世界合唱連合(IFCM)、日本合唱指揮者協会、日本演奏連盟、各会員。

　横須賀芸術劇場少年少女合唱団第5期生。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。第61回全日本学生音楽コンクール東京大会声楽部門高校の部奨励賞、同全国大会第2位。これまでオペラにおいては、『フィガロの結婚』スザンナ役、『愛の妙薬』アディーナ役、『セヴィリアの理髪師』ロジーナ役、『タンホイザー』エリーザベト役を好演。また、2016年春に公開された岩井俊二監督作品「リップヴァンウィンクルの花嫁」の劇中歌を担当。2014年4月より横須賀芸術劇場少年少女合唱団アシスタントを務めている。

　国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。高尾茂治、土屋律子両氏に師事。1985年ウィーン夏季セミナーに参加。アレキサンダー・イェンナー氏に師事。同年第1回日本モーツァルト音楽コンクール第3位入賞。フランス、ヴィルクローゼ音楽アカデミーの給費生としてダルトン・ボールドウィンマスタークラス修了。その後アンサンブルピアニストとして活動し、アメリカ、ハンガリー、ロシア等海外公演にも同行する。多数の歌手との共演や、ソロリサイタルを開催。奏楽堂日本歌曲コンクール優秀共演者賞受賞。現在、声楽、合唱、アンサンブルでのコンサートや、放送等多方面で活発な演奏活動を行なう。東京室内歌劇場ピアニスト。国立音楽大学附属中学、高等学校講師。

　桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。同アンサンブル・ディプロマコース修了。東京・春・音楽祭での「パルジファル」「タンホイザー」、都響「第九」「イワン雷帝」等の音楽スタッフを務め、文化庁「本物の舞台体験事業」では、ピアニストとして参加。現在、声楽、合唱、室内楽をはじめとする全国各地でのコンサートやレコーディングの他、NYのカーネギーホールでの公演など、国内外で活発に演奏活動を行っている。2017年7月より横須賀芸術劇場少年少女合唱団の指導者・ピアニストとして就任予定。

　1998年3月に結団記念コンサートでデビュー。毎年、2回の定期演奏会を行うほか、プロのオーケストラとの共演やCDレコーディング、市内老人ホームや病院への訪問コンサートなど幅広い活動を展開している。近年では、09年マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」(ミューザ川崎シンフォニーホール)、13年JCDA(日本合唱指揮者協会)創立50周年合唱の祭典(北とぴあ)、14年オペラ「夕鶴」、東響(オルフ:カルミナ・ブラーナ)、16年1月サントリーホール オペラ・アカデミー公演 オペラ「ラ・ボエーム」(よこすか芸術劇場)、3月オペラ宅配便シリーズ オペラ「トスカ」(ヨコスカ・ベイサイド・ポケット)などに出演。団員は小学2年生～高校3年生まで約160名。創立当初より指導者に武田雅博、渕上千里、アドバイザーに長谷川冴子(東京少年少女合唱隊正指揮者・世界合唱連合理事)を、14年よりアシスタントに廣橋英枝を迎えている。