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コンクールについて

野島稔よこすか・
ピアノコンクールについて

本コンクールは、横須賀市制100周年を記念し2006年に創設しました。審査委員長に横須賀市民である世界的ピアニストの野島稔氏を迎え、日本国内の若く才能あるピアニストの発掘と育成および音楽文化の普及と振興を目的として公益財団法人横須賀芸術文化財団が、横須賀市との共催により隔年で行うものです。

大きな可能性を秘めたピアニストの未来のために

若手ピアニストに日頃の研鑽の成果を披露する場を提供し、音楽性を重視した審査を行います。また、参加者が将来に向けての課題を明確にできるよう審査委員との個別面談の機会を設けています。入賞者へはコンクール終了後も財団主催公演に出演する機会を提供し、継続的な支援を行っていきます。

地域の皆様とともに育む

期間中は、全てのプログラムを無料一般公開します。若手ピアニストだからこそ出来る“今”の演奏を聴き、客席から温かいエールをお送りください。また、皆さまが「最も感動した演奏」に投票いただくことで聴衆賞が贈られます。地域の皆さまに参加・応援していただきながら、ともに育むコンクールを目指しています。

人々に夢や感動を与える音楽文化を発信する

当財団は、次世代を担う演奏家をサポートする事業に長年取り組んでいます。本ピアノ・コンクールほか、「世界オペラ歌唱コンクール『新しい声 NEUE STIMMEN』オーディション」や「フレッシュ・アーティスツ from ヨコスカ リサイタル・シリーズ」などの開催が挙げられます。これらの事業を通じて横須賀ならではの音楽文化を発信していきます。

~挨拶~ 野島 稔(審査委員長)

野島 稔(審査委員長)

2006年に創設して以来、本コンクールは若い演奏家の皆さんにとっての研鑽の場となるよう隔年で開催して参りました。これまでに、多くの方に参加していただき、現在、それぞれに活躍の場を広げていることをとても嬉しく思います。

前回の第8回コンクールは、コロナ禍で残念ながら中止となりましたが、今回は4年ぶりの開催となります。審査委員には引き続きピアニストとして、あるいは指導者として名高く実績のある方々を迎えており、それぞれの見地から音楽性や将来性を重視した審査を行って参ります。また、今回から審査委員による個人レッスンをファイナリスト(入選者)が受けられる機会を設けることにいたしました。来場者の皆様の声援を反映することができる、“聴衆賞”も新たにスタートを切ります。

演奏家として成長著しい皆さんがステップアップしていくために、活用していただければ幸いです。