2021年 6月6日 (日) 15:00開演 (14:00開場)
よこすか芸術劇場
S席:5,600円A席:4,600円B席:3,600円ペア券(S席):10,000円*プレミアム倶楽部サンクス料金(S席):4,600円
学割会員割
※未就学児童は入場できません。
※会員割はA席、B席。※学割はS席~B席。
※発売初日は電話・インターネットのみの受付です。
※ご来場の際には、「新型コロナウィルス感染防止対策の取り組みと来場者の皆様へのお願い」をご覧ください。
高関×東京シティ・フィルが贈るモーツァルトのラスト・シンフォニーとクラシックギター界の女神が再びアランフェス協奏曲に挑む
日本を代表する指揮者 高関健と彼が常任指揮者を務める東京シティ・フィルとともに、日本屈指のクラシック・ギタリスト村治佳織が2019年に連続4公演を成功させた「アランフェス協奏曲」をここヨコスカで披露します。モーツァルト最後の交響曲と合わせ名曲を存分にご堪能ください。
★【先読み!】当日配布プログラムに掲載される曲目解説をアップいたしました。
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 名曲コンサート プロフィールと曲目解説(2021.6.1)
★劇場BLOG「「東京シティ・フィルの底辺にあるのは音楽に対する強く深い情熱」――東京シティ・フィル 名曲コンサート 指揮 高関健に聞く」(2021.4.16)
★劇場BLOG「東京シティ・フィル 名曲コンサートの聴きどころ(柴田克彦)」(2021.3.26)
出演
指揮:高関 健
ギター:村治佳織
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
- 出演者プロフィール
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- 指揮 Conductor:高関 健 Ken Takaseki
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広島交響楽団音楽監督・常任指揮者、新日本フィル正指揮者、大阪センチュリー交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督(現・名誉指揮者)、札幌交響楽団正指揮者、京都市交響楽団常任首席客演指揮者などを歴任し、現在、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者(2015年4月~)、仙台フィルハーモニー管弦楽団レジデント・コンダクター(18年4月~)、東京藝術大学音楽学部指揮科教授 兼 藝大フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者。富士山静岡交響楽団ではミュージック・アドヴァイザーを経て21年4月から首席指揮者を務める。
桐朋学園在学中にカラヤン指揮者コンクールジャパンで優勝。ベルリンに留学しカラヤンのアシスタントを務めた。タングルウッド音楽祭でバーンスタイン、小澤征爾らに指導を受け、1981年にベルゲン交響楽団を指揮してヨーロッパ・デビュー。83年ニコライ・マルコ記念国際指揮者コンクール第2位。84年ハンス・スワロフスキー国際指揮者コンクール優勝を経て、85年1月に日本フィル定期演奏会で日本デビュー。
国内オーケストラはもとより、ウィーン交響楽団、オスロ・フィル、デンマーク国立放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、クラングフォーラム・ウィーン、プラハ放送交響楽団、ケルン放送交響楽団などに客演。2013年2月と17年4月にはサンクトペテルブルク・フィル定期演奏会を指揮、ロシアの名門オーケストラから豊潤な響を引き出し、聴衆や楽員から再び大絶賛を受けた。
オペラでは新国立劇場「夕鶴」、大阪カレッジオペラ「ピーター・グライムズ」などで好評を博し、09 年のピエール・ブーレーズ京都賞受賞記念ワークショップではブーレーズから、ミッシャ・マイスキー、イツァーク・パールマンをはじめとする世界的ソリスト、特にマルタ・アルゲリッチからはシチェドリンの作品の日本初演等3回の共演を通じてその演奏を絶賛されるなど絶大な信頼を得ている。
第4回渡邉曉雄音楽基金音楽賞(1996年度)、第10回齋藤秀雄メモリアル基金賞(2011年)、第50回サントリー音楽賞(2018年度)を受賞。
2019年3月には、ウラジオストクとサンクトペテルブルクにおいて、『ロシアにおける日本年』の一環として團伊玖磨のオペラ「夕鶴」を指揮して日本とロシアの文化交流に大きな役割を果たし、2021年4月には新国立劇場オペラ公演、ストラヴィンスキー「夜鳴きうぐいす」とチャイコフスキー「イオランタ」の指揮を務め、ロシア・オペラの魅力を存分に伝えて高評価を得た。
NHK等の番組にも定期的に出演するなど、幅広い活躍を続けている。
- ギター Guiter:村治佳織 Kaori Muraji
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幼少の頃より数々のコンクールで優勝を果たし、15歳でCDデビューを飾る。1996年には、イタリア国立放送交響楽団との共演がヨーロッパ全土に放送され、好評を得た。
フランス留学から帰国後、積極的なソロ活動を展開。ビクターエンタテインメントからのCDリリースは「カヴァティーナ」など9タイトル及びDVD「コントラステス」をリリース。その後N響ほか国内主要オーケストラ及び欧州のオーケストラとの共演も多数重ね、2003年英国の名門クラシックレーベルDECCAと日本人としては初の長期専属契約を結ぶ。移籍第1弾アルバム「トランスフォーメーション」は第19回日本ゴールドディスク大賞クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー<洋楽>を受賞。これまでにDECCAよりCD13枚、DVD2枚をリリース。また受賞歴も多く、第5回出光音楽賞、村松賞、第9回ホテルオークラ音楽賞を受賞。2012年4月より半年間NHK-Eテレ「テレビでフランス語」や、J-WAVE(FM)のナビゲーターを務めた。2014年10月には吉永小百合主演映画「ふしぎな岬の物語」でメインテーマ曲を演奏。2015年4月NHK-BSプレミアム「祈りと絆の島にて村治佳織 長崎・五島の教会を行く」に出演。2016年10月オリジナル・アルバム「ラプソディー・ジャパン」をリリース。2017年4月よりJ-WAVE「 CLASSY LIVING」のナビゲーターを担当。11月ベストドレッサー賞(学術・文化部門)を受賞。2018年3月テレビ朝日「徹子の部屋」に出演。9月にリリースしたアルバム「シネマ」は、第33回日本ゴールドディスク大賞インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。2019年1月アランフェス協奏曲を連続4公演成功させる。2月テレビ朝日「題名のない音楽会“ギターの秘密を知る休日”」に出演。6月横浜開港記念式典での記念コンサートに出演し好評を博す。12月には、サントリーホール・大ホールにてソロリサイタルを行い、満席の中成功を収めた。2021年5月公開、吉永小百合主演映画『いのちの停車場』のエンディングテーマを作曲。
◆村治佳織OFFICIAL HP http://www.officemuraji.com
- 管弦楽 Orchestra:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
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1975年、自主運営のオーケストラとして設立。現在、常任指揮者に高関健、首席客演指揮者に藤岡幸夫、桂冠名誉指揮者に飯守泰次郎を擁し、その活動は、定期演奏会、特別演奏会の他、オペラ、バレエ公演やポップスコンサート、映画音楽、テレビ出演、CD録音、音楽鑑賞教室まで多岐にわたる。特にテレビにおいては、テレビ朝日『題名のない音楽会』でその新鮮な魅力溢れる演奏を披露し、日本全国で好評を博している。
1997年9月、ワーグナー指揮者として名高い飯守泰次郎が常任指揮者に就任。2000年9月から4年がかりで展開した「東京シティ・フィル オーケストラル・オペラ『ニーベルングの指環』」全4部作上演では、大きな反響を呼び、常に高い評価を得る。続く『ローエングリン』、『パルジファル』、『トリスタンとイゾルデ』でも高水準の音楽と舞台が評価され、2005年、『ローエングリン』で三菱信託音楽賞奨励賞を受賞。
2002年4月にはパリ在住の指揮者・矢崎彦太郎が首席客演指揮者に就任。フランス音楽の世界を幅広く系統立てて網羅した「フランス音楽の彩と翳」と題する画期的なシリーズを展開するとともに、海外公演に積極的に取り組み、シンガポール、ロサンゼルス、サンフランシスコ、パリ、ランス、バンコク、ジャカルタ、釜山の各都市を訪問。
また地域コミュニティでの活動も積極的に展開。1994年から東京都江東区と芸術提携を結び、ティアラこうとうを主な拠点として定期演奏会やファミリーコンサート、公開リハーサル、公開レッスン、音楽鑑賞教室、区内小学校へのアウトリーチ活動など、幅広い活動を行っている。
2012年4月~2015年3月までは世界的なオーボエ奏者の宮本文昭が初代音楽監督に就任。シーズン毎に「完全燃焼」「飛翔」「発!」のテーマを掲げ、オーケストラに新風を吹き込んだ。
2015年4月、楽団創立40周年を迎え、第4代常任指揮者に高関健が就任。第300回定期演奏会でのベルリオーズ「ファウストの劫罰」、第50回ティアラこうとう定期演奏会での「夕鶴」など、オペラ作品も積極的に取り上げ、いずれも好評を博した。2019年3月には「ロシアにおける日本年」の一環としてウラジオストクとサンクトペテルブルクにおいて團伊玖磨のオペラ「夕鶴」公演に出演し、日露文化交流にとって大きな役割を果たした。同年4月より藤岡幸夫が首席客演指揮者に就任。これからの活躍が最も期待されているオーケストラである。
曲目
グリーグ 組曲「ホルベアの時代から」
ロドリーゴ アランフェス協奏曲
モーツァルト 交響曲 第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」
お問い合わせ
横須賀芸術劇場 046-828-1602
協賛 かながわ信用金庫