総合舞台芸術 オペラ。
演奏・演技・舞踊と舞台の要素全てが盛り込まれたその魅力は様々で、歌や曲はもちろん、舞台セット、演出と多岐にわたります。
当劇場では、3月までの間に異なる魅力あるオペラをお贈りします。
この冬、「オペラをハシゴする」のはいかがでしょう?
チェコの首都プラハ。ここはモーツァルトにとってかけがえのない都市のひとつです。今回プラハ国立劇場により上演する「フィガロの結婚」は、1787年、自身がこの劇場で指揮をして大成功を収め、そして、「ドン・ジョヴァンニ」もこの劇場で初演されました。以後200数十年にわたりモーツァルトの作品を敬愛し上演し続けています。
今回の見どころ・聴きどころは、基本に忠実な演出と演奏。モーツァルトを知り尽くした劇場だからこそなせる公演を是非ご覧ください。
劇場オリジナル制作による人気シリーズ。カウンターテナー・演出家の彌勒忠史が小劇場の密な空間の中、工夫を凝らした演出に、両手両足を駆使したまるでオーケストラのようなサウンド、第一線で活躍する歌手たちの至近距離での迫力ある歌声と、絢爛豪華なグランドオペラだけがオペラではないことに気づかせてくれる公演です。
小澤征爾がオペラを通じて若手音楽家を育成することを目的に活動している小澤征爾音楽塾。毎年国内外のオーディションによって選ばれた若い音楽家たちが、指揮者小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーをはじめとする講師陣のもと指導を受け、世界で活躍する一流歌手、演出家とともにオペラを披露しています。
プロジェクト17回目となる今回は、2017年に上演し大好評だった「カルメン」を再演します。カルメンには、その際に大喝采を浴びたサンドラ・ピクス・エディを再び迎えるほか、魅力溢れる歌手たちが登場します。
見どころ、聴きどころ満載のこの公演。是非ご期待ください。