YOKOSUKA ARTS THEATRE

劇場の裏側を見てみよう!知ってみよう! 子どものための劇場裏側探検ツアー 開催レポート

「劇場の舞台ってどうやって作られているの?」「どんな設備になってるの?」

子どもたちのそんな疑問にも答える裏側探検ツアーを夏休みの2日間(8/20、21)開催しました!今回は、大劇場が天井改修工事で休館中のため、小劇場のヨコスカ・ベイサイド・ポケットでの初開催!小学生から中学生まで72名の子どもたちが参加しました。

今回のプログラムは、「舞台を作る&鑑賞体験」と「裏側探検」の2部構成。

「舞台を作る体験」では、劇団唐ゼミ☆代表 中野敦之さん書き下ろし、オリジナル朗読劇「おかしな家」の舞台を作るため、順番に舞台・音響・照明の準備作業をしました。舞台は、上演する朗読劇の舞台セットの組み立てや、幕の設置を、音響は、マイクでしゃべったり、機器を操作したり、照明は色の混ぜ合わせを操作して変えてみたりと、スタッフの説明を熱心に聞いてみんな積極的にあれこれ体験しました。

さあ、いよいよ、朗読劇の鑑賞です。

あらすじ
 かつてこの劇場で上演されたオペラ『ヘンゼルとグレーテル』のためにつくられた家。屋外にたっていられるほど丈夫ではない。かといって弱くもない。建物のなかにあるにしては、屋根も壁もしっかりしており、何より居心地が良い。みんながこれを気に入って、舞台の隅に置いておくようになった。やがて、劇場で働き、いちいち家に帰るのが面倒になった人が泊まるようになる。たくさんの公演を見守るうち、やがてこの家で過ごした人には不思議な力が宿るようになり……

今回、横須賀で活動する劇団「河童座」の鍋島 樹(なべしま いつき)さん、四分一陽那汰(しぶいち ひなた)さんの2人が、“劇場で働き、いちいち家に帰るのが面倒になった人たち”の役を熱演しました!

そして、「裏側探検」では、搬入搬出の場所や、機材の保管場所、機器の操作室、そして楽屋など、裏側を隅々まで見学しました。

子どもたちは、普段味わえない劇場の裏側に大興奮!終始笑顔でツアーを楽しみました。

<参加者の声>
・舞台・音響・照明それぞれの体験が楽しかった
・朗読劇の俳優さんの衣裳が次々と変わるのが面白かった
・舞台の上(キャットウォーク)はとても高くてちょっと驚いた
・劇をつくるのは、いろいろと準備が大変だと思った

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