YOKOSUKA ARTS THEATRE

横須賀芸術劇場少年少女合唱団はクリスマス・コンサートへ向けて、対面での練習を再開しました!

 新型コロナウイルス感染症の影響で練習ができず、対面の練習ができず、これまで7月の定期演奏会やオーケストラとの共演なども中止してきた横須賀芸術劇場少年少女合唱団ですが、7月からリモート・レッスンをスタートし、団員は画面越しに先生からの指導を受け、お互いの顔を見ながら練習ができるようになりました。

参考) 横須賀芸術劇場少年少女合唱団の今

リモート・レッスンの様子
リモート・レッスンの様子

 今までにない練習方法でしたが、子どもたちはすぐに慣れて、“毎週木曜日に一緒に歌う”という意識が徐々に戻ったのではないかと思います。ただ、リモート・レッスンは、個人練習のようなもので、“ハーモニーを作る”、つまり“合唱する”ことが実質的にできない状況でしたので、スタッフ側もどうしたら対面レッスンを再開できるのか、世の中や他の合唱団の動向をみて、検討を重ねました。

 そしてついに10月22日、約8か月ぶり(!)に劇場での対面レッスンを再開しました。とは言っても、140人いる全員が集まれるわけではありません。2つのグループに分け、対面とこれまでのリモートを1週間ごと交互に受講してもらうこととしました。さらに、対面のときは、十分な距離を開けるため(10から30人の)小グループに分かれ、時間差で30分程度の練習をしていきます。各自、手指消毒、検温、ソーシャルディスタンスに気を付け、十分な換気の中、マスクを付けてレッスンをしています。

 こうした方法は初めての試みとなりますが、子どもたちはきっとこの環境に早く慣れて、伸びやかな歌声を取り戻してくれることでしょう。

対面レッスンの様子
対面レッスンの様子

 毎年12月には大劇場でクリスマス・コンサートを実施していますが、今回は十分な準備ができないこともあり、通常開催は見送らせていただくことになりました。代わりに関係者を対象にしたミニ・コンサートを行います。このコンサートには、今年2月に入団したばかりの小学2年生と3年生は、初めて歌声を披露します。入団してすぐに練習がストップしてしまい、残念な想いだったと思いますが、それを吹き飛ばすような元気な歌声を届けてくれることでしょう。そして、高校3年生は、このコンサートをもって卒団となります。残り僅かな活動を悔いなく思う存分歌ってほしいと願うばかりです。合唱団は、全員のハーモニーを大劇場いっぱいに響かせよう!と前向きに活動を進めています。この模様は、このブログなどで、ご報告させていただきますのでお楽しみに!

 子どもたちの歌声を楽しみにしている方には、もう少しお時間をいただきますが、本格的なコンサートを行えるようになったときは、ぜひまた劇場にお越しください。引き続き子どもたちへの応援、よろしくお願いいたします。

 ★★来年1月には、新団員のオーディションも開催します。近々に詳細を発表します。

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