寄席の雰囲気を味わうことができる“ベイサイド・ポケット寄席”。
例年、小劇場(ヨコスカ・ベイサイド・ポケット)で開催してきましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、今年は大劇場で開催します。
10月に引き続き、11月公演では各地の寄席に引っ張りだこの面々を揃えてお贈りします。
さらに今回は、これまで語り継がれてきた古典落語だけでなく、近年新たに創られた新作落語もあわせて楽しめる、大変“濃密な”公演です。
この記事では、今回出演する豪華な面々をご紹介します!
1987年三遊亭円丈に入門、前座名「にいがた」。90年二つ目に昇進し「新潟」に改名。2001年、真打昇進し、三遊亭白鳥となる。「アジアそば」「任侠流山動物園」などの新作落語の他に、「メルヘンもう半分」「白鳥版火焔太鼓・火炎太鼓」「ハイパー初天神」などの自称『白鳥古典』にも磨きをかけている。04年には春風亭昇太らとSWA(創作話芸アソシエーション)を旗揚げした。背番号は『2』。
1989年林家木久蔵(現 木久扇)に入門し、前座名「きく兵衛」。93年二つ目に昇進して彦いちに改名。2000年真打昇進、「北とぴあ落語大賞、NHK新人演芸コンクール落語部門大賞受賞。04年、春風亭昇太らとSWA(創作話芸アソシエーション)を旗揚げ。07年「彩の国落語大賞」受賞。独自のテイストで古典を演じる一方、前座時代から新作を作り始め、『熱血怪談部』『わくわく葬儀屋』など傑作多数。英語の落語にも積極的で、東京国際コメディフェスティバル、「RAKUGO IN N.Y」にも参加した。
1991年古今亭円菊に入門。前座名「菊之丞」。94年二ツ目昇進。2003年真打昇進。98年北とぴあ若手落語家競演会北とぴあ大賞、02年NHK新人演芸大賞落語部門大賞、13年芸術選奨文部科学大臣新人賞、17年芸術祭賞優秀賞を受賞。得意ネタは「幾代餅」「素人鰻」「酢豆腐」「愛宕山」「たちきり」など。趣味はカラオケ(懐メロ)、芝居鑑賞、日本舞踊(坂東流)。
1992年五街道雲助(六代目)に入門。前座名「はたご」。愛嬌のある顔と滑らかな口跡で頭角を現し、95年に二つ目に昇進。「喜助」と改名する。2005年に若手落語家を対象とした林家彦六賞を受賞。同年9月、真打昇進を機に三代目「桃月庵白酒」を襲名した。特に女性の艶やかさ、内に秘めた芯の強さを巧みに演じ、高い評価を得ている。得意ネタは「木乃伊取り」「臆病源兵衛」「代脈」など。また若手落語家5名による「五人廻しの会」など、多くの会に参加する一方で、自転車愛好家として寄席までサイクリングを楽しんだり、作務衣を収集するなど趣味も多彩。
大劇場の広々とした空間で、この贅沢な顔ぶれの巧みな芸を楽しむまたとない機会!
皆様ぜひ足をお運びください。
チケット好評発売中!
S席:3,500円 A席:3,000円 B席:2,000円
※感染症対策のため、チケットは一席ずつ間に空席を設けて販売いたします。
チケットのご購入はこちら