時代が移り変わるように、音楽もその時々で流行りがあります。クラシックも当時は最新の音楽であったように。
その中で我々の心を強烈に刺激した楽曲は、世代を越えて受け継がれ、今も愛されています。
この秋、そんな素晴らしい音楽が続々と登場します。この機会にあれこれ楽しんではいかがですか?
ジャズは初め小編成の即興演奏を主とする楽団が多かったが、1930~40年代のアメリカで譜面を使用する 10人以上の大編成の形式が盛んになりました。サックスやクラリネットに代表される〈リード〉、トランペットやトロンボーンの〈ブラス〉、そしてドラムやベース、ピアノなどの〈リズム〉の三つのセクションから構成され、デューク・エリントンやカウント・ベーシー、ベニーグッドマンなど数々の楽団が活躍しました。
その中でも最も輝きを放っていたのが、ザ・グレン・ミラー オーケストラです。1938年に結成され、「イン・ザ・ムード」「ムーンライト・セレナーデ」ほか数多くの楽曲がミリオンヒットを記録し、ミラー没後も彼の音楽とスタイルを継承し、今に続いています。
ザ・グレン・ミラーオーケストラ Japan Tour 2019
2019年 11月16日 (土) 15:00開演 (14:30開場)
よこすか芸術劇場
プログレッシヴ・ロック(英: Progressive rock)は、1960年代後半のイギリスに登場したロックのジャンルの1つです。進歩的、革新的なロックを意味し、現代音楽、ジャズ等他ジャンルの音楽分野を融合した大作中心の指向を持っています。インストゥルメンタル・パートを重視することで、それまで〈歌+演奏〉の形でしかなかったロックを成熟させ、ロック音楽の大きな可能性を示しました。
今回は、このジャンルの音楽(エマーソン・レイク&パーマー)を、普段はクラシック畑で活動する弦楽四重奏団がロックの魂を持って熱く演奏します。当時、前衛的で支持されたこのプログレッシヴ・ロックを、彼らの手によってさらに進化したサウンドをお楽しみいただけることでしょう。
モルゴーア・クァルテット
クラシック / プログレッシヴ・ロック 名曲選
2019年 11月24日 (日) 15:00開演 (14:30開場)
ヨコスカ・ベイサイド・ポケット
ケルト音楽はアイルランドを中心に、スコットランド、ウェールズ、ブルターニュ(フランス)、ガリシア(スペイン)などの地域で多様に受け継がれ、また19世紀中頃にはアメリカ、イギリス、オーストラリアなどへ移民としてわたり、その地に音楽を生み出しました。アメリカでは、カントリー、ブルーグラスが生まれ、そして、米黒人のブルースと融合し、ロックが生まれました。つまりケルト音楽はロック、ポピュラー音楽のルーツなのです。
現在は、あらゆる年齢層のケルト・ミュージシャンが第一線で活躍し、伝統を受け継ぎながら、過去をなぞるのではなく、常に新鮮に、斬新に、それぞれ独自のスタイルを持っています。
今回は、そんなケルト界からベテラン、注目の若手、超新星といったスーパースターたちがこぞって登場します!
ケルティック・クリスマス2019
2019年 12月1日 (日) 15:00開演 (14:30開場)
よこすか芸術劇場