何かと忙しくなるこの季節。そんな時こそ劇場で、ゆっくりと公演を愉しみ、ホッと一息つきませんか。
日本の年末に欠かすことのできない曲といって真っ先に思い浮かぶのは「ベートーヴェン 交響曲 第9番」ではないでしょうか。横須賀芸術劇場では、「第九」演奏会と題し、オーケストラと合唱約400人の市民が、プロの指揮者とソリストを迎え迫力ある演奏を繰り広げています。今年の注目は何と言っても、今、大注目の若き指揮者 原田慶太楼氏の横須賀初登壇です。2015年9月からアメリカのメジャー、シンシナティ交響楽団とシンシナティ・ポップス・オーケストラのアソシエイト・コンダクターという重要なポジションに就任した逸材です。また、ソリストにも若手実力派歌手を迎えており、どんな音楽が劇場に響くのか今から楽しみです。チケットは残席僅少となっておりますので、ぜひお早めにお買い求めください。
そして、クリスマスシーズンには、2つの公演をご用意しています。劇場専属児童合唱団が清らかな歌声でクラシカルなものから誰もが口ずさむことのできるポピュラーな曲まで、ご家族揃って楽しめる横須賀芸術劇場少年少女合唱団クリスマス・コンサート。もう一つは、ニューヨーク・ゴスペル・ブラザーズです。本場ニューヨーク・ブロードウェイで活躍するトップ・アーティストが美しいハーモニー、パワフルな歌声で黒人霊歌やゴスペルを中心に、ジャズやブルースなど様々なジャンルの音楽を圧倒的な表現力でたっぷりと歌い上げるおしゃれな公演です。
年が明けて新年最初の公演は、ウィーン・リング・アンサンブル ニューイヤー・コンサート2019で幕開けです。ウィーン・フィルのレジェンドとも言えるキュッヒルを筆頭に、現役首席奏者や楽団長、事務局長が揃う錚々たる面々がウィーンの響きと香りをそっくり日本のファンに届けてくれます。
これらの公演をご覧いただき、去り行く2018年とこれから迎える2019年をどうぞすばらしい年にしてください。